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3つの障害児保育

募集職種

介護の経験で障害児のママとパパの笑顔を支える

障害児訪問保育アニー 保育スタッフ

中村 昌美

前職では、介護施設や発達支援施設、児童デイサービスで勤務。これまでの経験や転職した理由、そして障害児保育にかける想いをお届けします。

障害児訪問保育アニーで、担任としてお子さんを見守る中村にインタビューを行いました。10年以上高齢者介護の現場で活躍した中村がなぜアニーに飛び込んだのか、思い描く障害児の親御さん支援のあり方とは。中村の障害児保育にかける想いをお届けします。


おばあちゃんっ子が介護の道へ

両親が共働きで、小さいころからおばあちゃんと一緒に過ごすことが多かったんです。だからすごく高齢者が好きだったんですね。中学生の時におばあちゃんは亡くなりましたが、看護師さんや看護助手の方が、すごく良くしてくれたんです。おばあちゃんにも私自身にも。そこで介護の仕事をしたいと思うようになりました。

介護施設ではケアワーカーとして、利用者さんたちの日常生活の援助をしていました。介護が好きだから、寝たきりの人が多い施設を自然と選んでいました。自分の言いたいことを伝えられない方が多いなかで、自己満足にならないようにご家族のご希望を聞きながら介護をやることにやりがいを感じていました。

障害児・者という新しいフィールドへ

しかし夜勤の多さをきっかけに介護職を離れることになりました。スタッフが足りないから夜勤が月に7、8回あたりまえに入っていて、バランスがとれなくなったんです。寝る時間がわからなくなり体調を崩したので、昼間だけの仕事をしようと。

そこで前々から興味を持っていた障害児・者の介護にチャレンジすることにしました。高齢者は元々動けていた方が動けなくなって、そこをサポートするところが大きいですよね。反対に障害児・者はもともと動けない状態の方も多いので、その介護とはどういうものなんだろうと。関わったことのない人と関わりたいという思いがありました。

障害児のお母さんの悩みに気がついた

児童発達支援管理責任者として関わった発達支援施設では、子どもの支援よりもお母さんの支援が中心でした。そこでお母さんたちがとても悩んでるんだということに気がつきました。幼稚園からやめてほしいと言われて、行き場を失う発達障害児のお母さんたちが多くいました。なぜこんなにも閉ざされているんだろうって感じたんですね。

それに高齢者介護の目標は現状維持だけど、子どもには無限大の可能性がある。だから親御さんたちは一生懸命なんです。「どうにかなるんじゃないか」という希望をたくさん抱いている。そんなお母さんたちの支援がしたいと強く思いました。

送迎で一歩踏み出せた親御さんへの支援

児童デイサービスでは重症心身障害児のお預かりと送迎をしていました。これまではお子さんについて施設での様子しか知らなかったのですが、おうちでどう生活しているのか興味がありました。だから送迎を行うことで「一歩入り込めた」という感覚がありました。親御さんとも発達支援施設の時とは違う「普通」の話ができたんです。

お子さんについての相談だけでなく、ちょっとした世間話ができてよかったと言ってくださったこともあります。親御さんの支援をするというのはこういうことなのかなと思い始めました。

「親御さんを支えたい」に共感

ちょうど転職を考えているときに、検索でアニーのホームページを見つけました。一番魅力に感じたのは、「親御さんを支えたい」という言葉が出ていたこと。他の障害児に関わるお仕事では、「親御さんのサポート」と出ているところがあまりなくて、そういうところがすごくいいなと思いました。

お子さんに合わせた保育

現在は2歳になったばかりのお子さん「はるくん」の担任をしています。ご自宅まで訪問して、親御さんの出勤から帰宅までお預かりします。

午前中は公園や児童館にお散歩に行きます。児童館に行くと先生たちが「はるくん来た!」って迎えてくれます。はるくんは児童館のアイドルなんです。先生たちに声をかけてもらうことで、はるくんにもいい刺激をいただいています。

昼食介助の後はお昼寝をします。午後はリハビリの先生が教えてくださった活動をしていることが多いです。その後おやつを食べてゆっくりしながら親御さんの帰りを待つ感じですね。緊張が強いお子さんなので、眠っているときに体を動かしたり、ストレッチをしたり、その日の体調に合わせて活動内容を変えています。

多職種との連携で活きる介護の経験

介護施設で働いていた時は、リハビリの理学療法士さんや看護師さんと相談する場面が多くありました。実はアニーの保育でも同じです。マンツーマンの訪問型でも、多職種の方と密に関われると知って驚きました。多職種の方からこんなにもアドバイスをいただけるとは想像していなかったですね。こういった多職種との連携の場面で、介護の経験が活きていると感じます。

はるくんの笑顔を引き出したい

高齢者は自分が好きな事をやることでやる気や楽しみが引き出せますが、お子さんの興味を引き出すのはとても難しいと感じています。でもそこがやりがいでもあるんです。

今お母さんは、はるくんが笑うことを目標にしています。だからどうやったらはるくんが笑うかなって毎日考えながら過ごしています。好きな遊びはどれかなとか、好きな感覚はどれかなとか。

私には保育の経験がないので遊びの引き出しがないんです。だから保育経験のある他の保育スタッフに教えてもらいながら、それをはるくんにどう活かせるかを考えています。今はるくんが「好き」と思えることを探し中です。

ママとパパの笑顔のために

これからはアニーをもっと拡大できたらいいですね。困っている親御さんたちを助けたいです。子育ての悩みって聞いてもらうだけですっきりすることもあると思うので。そういうことしかできないかもしれないけど、肩の荷が下りるような手伝いができるといいなって思います。

保育の目標は、もちろんはるくんに笑ってもらうこと。それがママとパパの笑顔に繋がると思うので、そこは頑張りたいです。

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こども達のために、日本を変える。フローレンスは日本の子ども・子育て領域に関わる課題解決と価値創造に取り組む、国内最大規模の認定NPO法人です。 日本初の訪問型病児保育事業で2004年に設立し、子どもの虐待、子どもの貧困、障害児家庭の支援不足、親子の孤立の課題を解決するため、多様な保育事業を運営するほか、全国で「こども宅食」「おやこよりそいチャット」「にんしん相談」「赤ちゃん縁組」などの福祉事業と支援活動、政策提言をおこなっています。