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障害児保育園ヘレン初台 園長(施設長)インタビュー

ヘレン施設長が描く障害児保育の未来!スタッフと親子の笑顔を増やす保育園運営

障害児保育園ヘレン 施設長(園長)

椎根 亮

2020年4月1日入社。
異業種から保育士に転職。勤めていた地元の保育園で障害児の受け入れを行っていたのをきっかけに、よりじっくり携わりたいとフローレンスに入職。保育スタッフとして2年働いたのち、施設長に就任。

障害児・医療的ケア児専門の長時間保育を日本で初めて実現した障害児保育園ヘレン(以下、ヘレン)は、2014年に杉並区で1園目が開園しました。現在は都内で5園に広がり、保育士や作業療法士、看護師などのスタッフが、それぞれのお子さんに合った保育を提供しようと日々奮闘しています。

 

そんなヘレンのスタッフを取りまとめ、園を運営しているのが施設長。……ですが、他のスタッフに比べてどんな業務をしているのか、意外と知られていないかも!? ということで今回は、渋谷区にあるヘレン初台の椎根施設長に働き始めたきっかけや普段の業務内容、仕事のやりがいなどを聞きました。

 

目指すのは健常児も障害児も共に過ごせる場

 
障害児保育園ヘレン初台 園長(施設長)インタビュー
 
——ヘレンで働き始めたきっかけを教えてください。もともとは保育スタッフとしてヘレンで働いていたんですよね。

 

そうです。保育スタッフとしてヘレンで2年働き、2022年4月から施設長を務めています。

 

もともと地元の茨城で、障害児の受け入れが多い保育園で保育士として働いていました。そういった子どもたちと関わっていく中で、それぞれに合わせた保育がしたいという思いと、園全体としては一人のペースに合わせた保育は難しいというジレンマが少しずつ生まれてきたんです。また、保育をするうえで、健常児も障害児も分ける必要はないはずだという思いもありました。

 

しかし障害児に関する知識や経験が浅いままで、前職を続けていてもステップアップしていけるか不安がありました。障害児保育に特化した園で勉強したいと思いましたが、地元にはそういった園はなく……。そんなときにフローレンスが障害児保育園のスタッフを募集しているという話を聞き、説明会に参加してヘレンで働くようになりました。

 

——どのような経緯でスタッフから施設長になったのでしょうか。

 

今後自分自身のキャリアをどのようにステップアップさせるか悩んでおり、当時の上司に相談したところ、施設長にチャレンジしてみてはという話になったんです。とはいっても、まだ私は経験が浅く、正直なところ挑戦できる段階にないと感じていました。しかし、思い切ってやってみようかと思い、施設長を務めることになりました。

 

——椎根施設長が勤務するヘレン初台は、他のヘレンとはちょっと違う特徴がありますよね。

 

ヘレン初台は、「おやこ基地シブヤ」の中にある障害児保育園です。おやこ基地シブヤの中には認可保育園も併設されているため、健常児も障害児も一緒に通えます。

 

また、病児保育室や小児科クリニックも併設され、発熱や体調不良で保育園で預かれないお子さんも預かることが可能です。

 

——なるほど。では、施設長として実際にどんな業務に携わっているのでしょうか。

 

4月に着任し、施設長になって数ヶ月ということもあり、まだまだ分からないことも多くあります。主に現場にいて、スタッフの間に入って話を聞いて調整したり、白黒つかない問題を考えたりすることが多いですね。「施設長」は単なるポジション名のようなもので、スタッフとの上下関係があるわけではなく、フラットな立場でいます。

 

障害児保育に関しては、私より詳しくて経験豊富な多職種のスタッフがたくさんいるので、みんなの話を聞き、判断することが役目だと思っています。

 

さまざまな視点が入り混じる多職種連携がより良い保育をつくる

 

——1日の流れを教えてください。

 

9時から9時半ごろにスタッフと朝礼を行います。午前中は事務仕事をしつつ、ときおり保育室を覗いて子どもたちの活動を見ています。午後は14時にミーティングを行って、その後も執務室で仕事をしています。事務仕事は子どもたちの出欠管理やスタッフの出勤管理、請求関係や保護者、業者とのやりとりなどですね。

 

——どんなことが大変だと感じますか。

 

どれも慣れない仕事で、全部大変だといえば大変なのですが、新しいことを覚えるのが好きなので、あまり苦に感じていません。これまではいちスタッフの視点でしたが、施設長だからこそ見える部分も多く、毎日が新鮮に感じられます。

 

——自治体や小学校、また医療機関との連携はどうしていますか。

 

今年は年長さんがひとり在籍しているので、自治体とは就学に関してときおり連携をとっていますが、それ以外ではほとんどこちらから連携をとることは今のところないですね。

 

小学校については、経験豊富なスタッフを通じてやりとりをしています。それを受けてスタッフに対して保護者支援に関するアドバイスをしたり、学校の見学会開催のアナウンスなどを行っています。

 

医療機関については、初台園の場合は、おやこ基地シブヤの3階に併設されている小児科の「マーガレットこどもクリニック」と連携をとっています。月に一回の健診の際には、子どもたちのちょっとした変化や、気になることを共有でき心強さを感じています。また、それぞれの子どもたちの主治医の指示書をもとに、現場で判断しながら保育を行っています。

 

——ヘレンでは関わる職種が多岐にわたり、それぞれ専門のスタッフと連携する必要があることは面白さであり、難しさであるとよく耳にします。そういった点については、どんな工夫をしていますか。

 

一方に偏らず、みんなの意見を聞くということでしょうか。できるだけフラットな立場で判断したいと考えています。

 

私自身は、いろんな視点が入り混じる多職種連携だからこそよりよいものができると考えていて、そのためには間に入って話を聞くなどやれることをやっていきたいですね。もともとヘレン初台のスタッフさんたちは距離感が近く、「こんなときどうしたらいいかな」、「これはやめておこうか」といった連携をとる声がよく聞こえてきます。スタッフの方々はすでに関係性を築いているので、私自身にはあまり苦労はないかもしれません。

 

——スタッフの成長支援といった面ではいかがですか。

 

定期的に面談の機会を作っています。施設長になってまだ数ヶ月ということもあり、まだ一度しかできていませんが、7月にスタッフ一人ひとりと話をさせてもらいました。面談というほどフォーマルなものではなく、私がそれぞれのスタッフのことを知るためにカジュアルに話をするような感じですね。同時に、こちらの伝えたい思いがきちんと伝わっているかを確認する場にもしたいと考えています。

 

スタッフは個性豊かで、それぞれに障害児保育に対する思いを持って入職しています。一緒に働いていて刺激になることが多く、一緒によりよい保育や支援のあり方を考えていきたいと思っています。

 

子どももスタッフも「やってみたい」の気持ちを大切にできる環境づくり

 

——ヘレン初台で大事にしていることはありますか。

 

「やってみたい」という思いを諦めないことです。園児もそうですが、我々スタッフも同じように、今までやった事がない事や一見難しそうに思える事でも、「やってみたい」と思った事は諦めないで取り組もうという話を4月の施設長着任時にも話しました。やってみたいことを声に出せる環境も大事だと思うので、そういった点にも注力したいです。

 

——ヘレンの他園の施設長はどんな方が多いですか。

 

みなさん包容力があるイメージです。前任の初台の施設長は2ヶ月ほど一緒に引き継ぎをしてくださって、非常に経験豊富で何でも質問しやすい方でした。

 

他の施設長の方々も、たとえば常にスタッフ目線であったり、障害児保育をする上で人脈が多かったりと、それぞれに強みを持っています。園長だけのミーティングを定期的に開催しており、お話する機会も多いので、私自身の強みを見つけていくきっかけにもしていきたいです。

 

——どんなところにやりがいを感じていますか。

 

最初にもお話しましたが、健常児も障害児も一緒に保育を受けられる環境が当たり前になることが、私の目指す地点です。ヘレンを運営するフローレンスも、同じように保育園にはいろんな人がいる場所を目指していて、その力になりたいと思うことが大きなモチベーションになっています。おやこ基地シブヤは、まさに普通の保育園と障害児保育園とが一緒に入っていて、魅力的な場所だと思います。

 

——子どもたちや保護者との印象に残ったエピソードはありますか。

 

まだ、施設長になって日が浅く、子どもたちと直接触れ合う機会も少ないので、たまに子どもたちの輪に入ると「あなた誰?」みたいな顔をされるんですよ。それって、子どもの中で「いつも遊んでいる人じゃないな」ってしっかりと見分けがついていることだなと思って、なんだかうれしくなってしまいました。

 

また、施設長になる前に保育スタッフとしてヘレンで働いていた時に、卒園式で保護者が挨拶した際「ヘレンがあったおかげで仕事を続けられた」と話されたんです。自分たちが一助になれているんだなと感じられた出来事でした。

 

——ヘレンの将来的な構想を教えてください。

 

将来的には、障害児も健常児も関係なく同じ保育園に通えることを当たり前にしたい。そして、障害児専門の保育園は必要ないくらいにしたいです。しかし、そもそも障害児保育自体が社会になかなか浸透していないという現状があります。だからこそ、まずはヘレンが障害児保育の実績を作り、インクルーシブな未来の実現に向けて、社会に示していかなくてはという思いがあります。

 

——これから施設長を目指してみようと考えている方にメッセージをお願いします。

 

私自身は障害児保育の経験が豊富というわけではなく、やってみたいという思いだけで施設長にチャンレジしています。周りの人たちに助けていただきながら毎日業務にあたっていますし、施設長を目指す出発地点としては、障害児保育に興味があるのであれば、完璧でなくてもいいのではないでしょうか。挑戦したいという思いのある方と一緒に働きたいですね。

 

障害児保育園ヘレンの施設長として、親子の笑顔を増やしませんか

 

「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」へ。そんなフローレンスのビジョンに共感した、ヘレン初台の椎根施設長。仲間とともに、子どもたちや保護者の笑顔を生み出す場所を日々育んでいます。いつか障害児も健常児も関係なく、一緒に通える保育園が当たり前になるように、そんな思いを胸に、私たちは現場から変化を起こしていきたいと考えています。

 

当たり前の保育を待ち望んでいる親子はたくさんいらっしゃいます。支援の輪をさらに広げるためにも、ぜひ私たちと一緒に働いてみませんか。

 

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こども達のために、日本を変える。フローレンスは日本の子ども・子育て領域に関わる課題解決と価値創造に取り組む、国内最大規模の認定NPO法人です。 日本初の訪問型病児保育事業で2004年に設立し、子どもの虐待、子どもの貧困、障害児家庭の支援不足、親子の孤立の課題を解決するため、多様な保育事業を運営するほか、全国で「こども宅食」「おやこよりそいチャット」「にんしん相談」「赤ちゃん縁組」などの福祉事業と支援活動、政策提言をおこなっています。