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「最後まで頑張る姿、誇らしかった」工夫を凝らした競技が盛りだくさん!障害児保育園ヘレン初台の運動会

2021.03.10

障害があるお子さんや、医療的ケアが必要なお子さんをお預かりする、障害児保育園ヘレン。
実は、毎年運動会が行われていることをご存知でしたか?

障害児保育園ヘレン初台では、毎年、同じ建物の中にある認可保育園「みんなのみらいをつくる保育園初台」のお子さんと合同で運動会を開催しています。

今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、合同運動会は中止となりました。
しかし、子どもたちと練習を重ね、規模を縮小して実現した「ヘレン初台うんどうかい」は
あたたかく愛と工夫に溢れ、大盛況のうちに幕を閉じました。

当日の様子をお伝えします!

コロナ禍で合同運動会が中止に。それでも…

全国的な感染拡大が続く、新型コロナウイルス。

障害児や医療的ケア児の多くは基礎疾患を抱えているため、感染症にかかったときの重症化のリスクも高く、
ヘレンの先生たちも細心の注意を払いながらお預かりを続けています。

そんな中で、毎年恒例となっていた、同じ建物内の認可保育園「みんなのみらいをつくる保育園初台」との合同運動会も中止となりました。
運動会は、普段の保育の様子を見る機会が少ない親御さんにとっても、お子さんの成長した姿を見てもらえる貴重な機会です。子どもたちや親御さんも、毎年楽しみにしていました。

年間計画を練り直す中で、このまま運動会自体を中止にすることも考えましたが、先生たちで話し合い、
「やっぱり、運動会はやりたい!」と、ヘレンの子どもたちだけの、ちいさな「ヘレン初台うんどうかい」の開催を決意しました。

安心・安全のため、感染対策も入念に

開催にあたって、最も気をつけなければならない感染対策。

先生たちは、お子さんそれぞれの医療的ケアに合わせて、
参加者が十分に距離を取れるように配置を考え、トイレスペースも個別に設置しました。

また、消毒や事前の検温を徹底し、一家庭当たりの参加者の人数を制限したうえで、備品についても共有して触れることのないよう、
一家庭ごとに用意し、みんなが安心して運動会を楽しめるよう、細心の注意をはらいました。

それぞれのお子さんに見せ場を用意!

例年とは違う、ヘレン単独開催の運動会ということもあり、プログラムの内容も大幅に練り直しました。

運動会で大切にしたいのは、普段保育の様子を見る機会のない親御さんに保育の様子を見てもらい、お子さんの成長を実感してもらうこと。

子どもたちには、日々の練習を積み重ねることで活動の内容をより深く理解して参加できる経験をしたり、
成功体験につなげることで自己肯定感を育むこと。そしてなにより、親御さんと子どもたち、どちらにも楽しんでもらうこと!

先生たちは、園に通うお子さんそれぞれの得意なことや意思表示の方法、普段の保育で好きな活動などに合わせて、
親御さんも子どもたちも楽しめる、工夫溢れる競技を用意しました。

また、子どもたち一人ひとりがそれぞれに注目される場面を作り、誰もが輝ける運動会になるように構成を組み立てました。

そして、子どもたちとは実際の会場を使って、2度にわたってリハーサルを実施!

当日、慣れない環境で混乱したり、緊張したりせず、リラックスして持てる力を存分に発揮できるよう、全員で入念に準備を行いました。

いよいよ迎えた、本番!

そして、待ちに待った「ヘレン初台うんどうかい」の本番がやってきました!

木村園長からはじめのことばがあった後、普段から園のみんなでやっているオリジナル体操「はつだいたいそう第2」を親御さんと一緒に実施。体もほぐれたところで、いよいよ競技開始です。

最初の種目は「GO TOドライブ」!

軽快な音楽に乗せ、子どもたちが事前に選んだ好きな車をデコレーションした特製のイスやバギーで、会場内をぐるぐると何周も走り抜けていきます。

子どもたちの五感を刺激するために、色鮮やかなテープのカーテンをくぐり抜けたり、先生たちが起こす風を体全体で感じるコーナーもあります。色、触覚、歓声…とさまざまな感覚を刺激され、子どもたちも楽しそうです。

休憩を挟んで、つぎは「カレーをつくろう」
カレーの歌にのせて、カレーに必要な具材のカードを手に取って鍋に入れ、煮込んでいきます。

歩ける子どもは歩いて、歩くのが難しい子どもたちは、先生が補助して、カードを引っ張って、鍋に投入!

「仕上げに、好きな隠し味を入れよう」ということで、普通はカレーに入れないような、好きな食べ物のカードも追加することに。

バナナに、プリンに、豆腐に…個性的な隠し味がラインナップされています!
こちらのお子さんは、大好きなサバをセレクト。

練習の成果もあって、子どもたちも戸惑いなく競技を楽しんでいます。小さなシェフたちが織りなすバラエティー豊かなカレーの数々に、盛り上がりは最高潮です。

ここで、「みんなでおどろう」タイム!
普段の活動からみんなでよく踊っているミュージックにのせて、親御さんと一緒になって踊ります。

普段は園にいない親御さんも一緒になって踊って、心も体もポカポカになったところで、クールダウン。
普段の感覚を刺激する活動でも使っているフワフワの布にくるまったり、
お気に入りのミュージックをかけて、ドキドキした心を落ち着かせていきます。

最後を締めくくるのは、表彰式。
木村園長から頑張った子どもたちに手作りのメダルが贈られ、温かい拍手に包まれながら、「ヘレン初台うんどうかい」は幕を閉じました。

「最後まで頑張る姿、誇らしかった」大切な思い出の1ページに

開催後のアンケートでは、親御さんたちから喜びの声が寄せられました。

「(合同開催だった)去年とは違って、ゆっくりのんびり無理なく、運動会ができてよかった。

子どもたちもみんな楽しそうでよかったです。ありがとうございました。」

「運動会の開催ありがとうございました。本人は緊張している様子でしたが、最後まで頑張る姿が見れて、誇らしかったです。
感染対策もきちんと取っていただき、安心して参加できました。」

一時は開催が危ぶまれた運動会でしたが、親御さんや子どもたちにとって、そして先生たちにとっても、忘れられない大切な思い出となりました。

障害児保育園ヘレン初台では、これからもお子さん一人ひとりの成長に寄り添い、
親子の伴走者となれるよう、季節ごとにさまざまな行事を企画し、工夫を凝らした保育を提供していきます。

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こども達のために、日本を変える。フローレンスは日本の子ども・子育て領域に関わる課題解決と価値創造に取り組む、国内最大規模の認定NPO法人です。 日本初の訪問型病児保育事業で2004年に設立し、子どもの虐待、子どもの貧困、障害児家庭の支援不足、親子の孤立の課題を解決するため、多様な保育事業を運営するほか、全国で「こども宅食」「おやこよりそいチャット」「にんしん相談」「赤ちゃん縁組」などの福祉事業と支援活動、政策提言をおこなっています。